独身時代に買った扇子。
「これ!」と思えるものを探し出して、大切に使ってました。
付いていた説明書きはなくしてしまったのでうろ覚えですが、布の部分はどこかの地方で作る植物の繊維を織ったものだったと記憶しています。
通勤途中や混雑した駅のホームは暑く、少しでも涼しさを得るための必需品。そして北海道に来てからも、扇子は活躍。意外と北海道の夏も暑いのです。
お気に入りの扇子は見つけられたのだけど、どうしても見つけられなかったのが扇子入れ。布の手触りとか柄とか、「付けたし」のようなオモチャみたいなものしか見つからなくて。仕方なく、間に合わせの物をずっと使っていました。
でも、やっとお気に入りの扇子いれを手に入れることができました
ギャラリーとして使っているブログ「bilog」のご縁で知り合ったシルバー作家さんの「T's Favorite」さん。
お母さまが着物の生地を使って本体部分を作り、ボタンなどのパーツはT's Favoriteさんがシルバーで作った物を使うというコラボ作品があり、財布や名刺入れに加えて、ラインアップに扇子入れが登場。
ブログで第1作目が紹介されたのを見て、「見つけた!」って思いました
コメントのやりとりで「気に入った布の組み合わせでお仕立ても可能ですよ」というお言葉に甘えて、私の扇子の画像を送り、それに合わせた表生地と裏生地を見立てていただきました。
何種類か候補として送られてきた画像の中から好きな生地を選んで。
すぐに仕立ててくださって、昨日、ポストにオレンジ色の封筒に入ってコトンと届きました。
T's Favoriteさんの作品で印象的なのが、カエルをモチーフに使った作品。クルリとした目の可愛いカエルさんが薔薇の花をささげ持っていたり、小さな池のような宝石を抱えていたりと遊び心のある作品です。
今回の扇子入れにも、ちゃんとシルバーのカエルさんが。
ホントに小さなカエルさんなのですが、きちんと鼻の穴もあるし、口を「むん!」と結んでいる可愛いさ。
実は、このカエルさんが扇子入れをお願いしようと思った決め手でした。
以前、美術館で江戸時代などの根付を見る機会があり、動物や布袋さんなどがちょっと愛嬌ある格好で精密に彫られていて、こういうのを煙草入れや財布に付けてたなんて洒落てるな~と思ったのですが、それに通じるものを感じたのです。
表地はシルバーがかったシャープな織り模様がある生地。裏生地は対照的にピンクやブルーなどのストライプに、扇の模様が入った少し派手目のもの。
表地の織り模様は、PCの画像よりもくっきりしていて陰影が美しいです。裏生地も「ちょっと派手すぎかな。。。」と思ったのですが、扇子を出し入れする時のチラ見えで鮮やかな色が印象的で粋な感じ。
実は、裏生地は今回の扇子入れの分を取って終わりだとかで、この組み合わせはホントに「一点物」。嬉しいおまけですね。
T's Favoriteさんの可愛いタグが付いているのもポイントです。
素敵な扇子入れに収まって、扇子も喜んでいると思います。
今年の夏は、色々なところに扇子を持っていかなきゃ
snow blossomsのサイト:http://homepage2.nifty.com/murocchi/
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